地下鉄東西線開業に合わせ暮らしやすい街が誕生した仙台市若林区荒井

荒井駅
荒井駅

仙台市若林区荒井は、仙台市営地下鉄東西線「荒井」駅と「六丁の目」駅周辺に広がるエリアだ。2015(平成27)年12月の仙台市営地下鉄東西線の開通に合わせて、「荒井」駅や「六丁の目」駅周辺では大規模な都市インフラ整備が行われ、新しい街が誕生した。一方、エリアの東側では稲作を中心に野菜や花き栽培など農業も盛んで、都市と田園の魅力を併せ持つエリアといえよう。

せんだい3.11メモリアル交流館
せんだい3.11メモリアル交流館

計画的な街づくりが行われたため、生活施設がコンパクトにまとまり、暮らしの利便性が高いこともこのエリアの魅力だ。「荒井」駅には市民活動施設としても利用される「せんだい3.11メモリアル交流館」に加え、構内の2階には認定こども園もあり、電車の利用だけでなく周辺の暮らしを支える施設にもなっている。さらに駅周辺は2017(平成29)年にライブホール「仙台ギグス」が、2019(令和元)年に複合ショッピング施設「イグーネ荒井」がオープンしており、今後、このエリアの暮らしはますます便利になるだろう。

また、荒井周辺では認可保育園の「ニチイキッズ仙台あらい保育園」が2016(平成28)年4月に開園し、既存の保育施設と合わせて保育環境もよくなった。

仙台駅
仙台駅

交通アクセスの利便性も大きな魅力になる。2015(平成27)年の仙台市営地下鉄東西線の開通により、「荒井」駅から「仙台」駅まではわずか14分で行き来できるようになり、従来のバスに比べて約半分の所要時間になった。「仙台」駅では東北新幹線のほか、JR各線、仙台市営地下鉄南北線と乗り換え可能で、各方面へのアクセスもスムーズだ。

「荒井」駅にはバスターミナルも新設され、休日のレジャーに便利な「仙台うみの杜水族館」方面へ向かうバスなど周辺エリアでのバス路線の拠点になっている。「荒井」駅からおよそ1.5kmの区間のバス運賃は100円に設定されており、気軽に利用できるのもうれしい。

仙台東IC
仙台東IC

国道4号や国道45号といった幹線道路が近くを通る荒井周辺は、自動車の利用も快適だ。仙台東部道路の「仙台東」ICも近く、接続する三陸自動車道や常磐自動車道、東北自動車道方面へのドライブや「仙台空港」へのアクセスもよい。

スーパービッグ 六丁の目店
スーパービッグ 六丁の目店

住まいの場として気になるショッピング施設も充実している。エリア周辺にはスーパーマーケットの「スーパービッグ 六丁の目店」やドラッグストア「カワチ薬品 仙台東店」など、日常の買い物に便利なショッピング施設が多数。

三井アウトレットパーク 仙台港
三井アウトレットパーク 仙台港

少し足を延ばせば、人気のアウトレットショップ「三井アウトレットパーク 仙台港」もある。仙台市営地下鉄東西線を利用すれば、「仙台」駅前のショッピング施設も利用しやすい。

気軽に自然に親しめることもこのエリアの魅力だろう。エリア東側には仙台市唯一の海水浴場があり、その北側の仙台新港付近ではマリンスポーツが楽しめる。2011(平成23)年の東日本大震災でこれら沿岸部の観光資源は一度失われたものの、「海岸公園」の再整備が終了し、新たな観光の魅力が誕生している。

せんだい農業園芸センター みどりの杜
せんだい農業園芸センター みどりの杜

農業に親しめる「せんだい農業園芸センター みどりの杜」もリニューアルオープンし、歴史的な価値もある「貞山運河」も以前のような活気を取り戻した。エリア内には子どもの遊び場に適した大きさの公園も多く、プレーパークを実施している公園があるのもうれしい。

地下鉄で仙台市中心部直結という地の利に恵まれ、緑豊かな環境にも恵まれた仙台市若林区荒井エリア。ここはファミリーだけでなく誰もが快適に暮らせる街だ。

  • ※最新の情報は、施設の公式情報をご確認ください。
  • 記事更新 2024年2月

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