札幌市中心部に近く、暮らしやすい札幌市西区
北海道札幌市は日本最北の政令指定都市であり、全国の市の中で4番目の人口を誇る(令和2年国勢調査)。観光スポットとしても人気で、毎年1,300万人前後の観光客が訪れるという。暮らしの利便性も高く、市町村の魅力度ランキング調査でも上位である。札幌市西区は札幌市の中心部から西側に広がり、札幌市内10区のうち2番目に大きい面積(75.10平方キロメートル)を持つ。
現在の札幌市西区では、1857(安政4)年から幕府旗本の武士が辺境の警備と開墾のための拠点としていたという。1871(明治4)年以降、開拓使の移住が始まり、その後、屯田兵を中心に開拓が進められた。今も「琴似屯田兵村兵屋跡」など当時の面影が残る。
札幌市西区は交通アクセスの利便性も魅力だ。札幌市西区内にはJR函館本線と札幌市営地下鉄東西線が通る。JR函館本線は区内に「発寒」駅、「発寒中央」駅、「琴似」駅の3駅があり、「札幌」駅から「発寒」駅には約10分。「琴似」駅には「新千歳空港」に向かう快速エアポートも停車するので、飛行機を使った旅行の際も便利だ。
札幌市営地下鉄東西線は「宮の沢」駅、「発寒南」駅、「琴似」駅、「二十四軒」駅があり、「宮の沢」駅から札幌市の中心地として栄える「大通」駅まで約16分で移動できる。
ベッドタウンとして発展した札幌市西区はショッピング施設も多い。区内の各駅周辺にはスーパーマーケットが充実。「イオンモール札幌発寒」や「イトーヨーカドー 琴似店」など大型スーパーマーケットや「ハツキタ商店街」など商店街も揃い、多彩な買い物ニーズを満たすことができる。
札幌市は魅力的なグルメも多い。札幌市西区も例外ではなく、とくに寿司店は多くの店が揃い、手ごろな価格の店が多いのもうれしい。「札幌 らっきょ」をはじめスープカレーの専門店も区内に多数ある。北海道土産として絶大な人気を誇る銘菓『白い恋人』のテーマパーク「白い恋人パーク」もあり、工場見学だけでなく、レストランやバラ園など一日をファミリーで楽しめるレジャースポットで人気だ。
札幌市西区の南部は丘陵地となっており、「手稲山」などハイキングを楽しめるスポットも多い。ふもとに広がる高台の「宮丘公園」は歩きやすく整備された遊歩道が縦横に敷かれて森林浴を楽しめる。住宅地にも緑に親しめる場所は多く、とくに「発寒河畔公園」は川沿いの桜や梅が美しい。また、テニス、アリーナ、野球場が整備されている「農試公園」などスポーツ施設が多いことも魅力となる。
札幌市中心部に近く、緑豊かで閑静な佇まいに恵まれた札幌市西区。この街では穏やかな暮らしを満喫できるだろう。
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- 記事更新 2024年1月