歴史の名残を感じられ、暮らしの利便性も高い松戸市
千葉県の北西部に位置する松戸市は江戸川を挟んで東京都と接しており、東京都心にアクセスしやすいことから古くからベッドタウンとして開発が進められてきた。近年も時代の変化に合わせた街を目指し、都市インフラの整備が続けられている。JR常磐線とJR上野東京ラインの直通運行開始など交通利便性の向上もあり、人口の増加が続いている人気の街だ。
現在の「松戸」駅周辺は、江戸時代に水戸街道の「松戸宿」の宿場町として発展した。「松戸宿」は江戸川の渡しの拠点としても栄えたという。現在も「松戸神社」など当時の面影を感じられるスポットが残る。
幕末には徳川最後の将軍、徳川慶喜の弟で水戸藩最後の藩主となった徳川昭武の別邸が設けられた。この別邸は現在、「戸定が丘歴史公園」の「戸定邸」として一般公開されている。
松戸市の玄関口となる「松戸」駅にはJR常磐線快速、各駅停車、新京成線が乗り入れ、交通アクセスの利便性も高い。JR常磐線快速は2015(平成27)年からJR上野東京ラインへの直通が始まり、「東京」駅や「品川」駅にもダイレクトアクセスできるようになった。JR常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線に直通しており、「大手町」駅や「霞ケ関」駅など東京都心部に乗り換えなしで移動できる。新京成線の一部の電車は京成千葉線へ直通し、千葉県内の移動に便利だ。
松戸市は国道6号、東京外かく環状道路など幹線道路が多く、自動車も使いやすい。2018(平成30)年6月には外環自動車道の「三郷南」ICから「高谷」JCT間が開通し、関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道、京葉道路、東関東自動車道、首都高速湾岸線と直結され、さらに便利になった。
「松戸」駅周辺には「アトレ松戸」や「プラーレ松戸」などの大規模ショッピング施設が充実し、買い物も便利だ。「松戸」駅西口には夜遅くまで開店している「ダイエー松戸西口店・イオンフードスタイル 」があり、帰宅が遅くなっても買い物を済ませることができる。
2019(平成31)年4月には「伊勢丹 松戸店」跡地に「KITE MITE MATSUDO(キテミテマツド)」がオープンしたほか、2019(令和元)年秋には「松戸市公設地方卸売市場北部市場」跡地にシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ」、大型総合フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」、スーパーマーケット「サミットストア」などが入る「テラスモール松戸」も誕生。買い物の魅力はさらに高まっている。
さらに、「松戸」駅周辺は「戸定が丘歴史公園」や「松戸中央公園」など緑に親しめるスポットも多いほか、江戸川沿いでは開放的な風景を眺めながらの散策やジョギングを楽しむことができる。
交通アクセス、ショッピング施設、自然環境が揃う松戸市。ここは暮らしの場として理想的な環境と言えるだろう。
歴史の名残を感じられ、暮らしの利便性も高い松戸市
所在地:千葉県松戸市
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- 記事更新 2023年10月