宮本三郎記念美術館
石川県小松市出身の洋画家・宮本三郎は「九品仏 浄真寺」に近い所にアトリエ兼邸宅を置き、制作活動の拠点とした。没後、遺族によってデッサンを含む膨大な作品群と邸宅跡地が世田谷区に寄贈され、区では跡地に「宮本三郎記念美術館」を建て、作品を保存・公開する地とした。鉄筋造2階建ての小さな美術館では、1階の講座室で創作活動に関わる様々な講座などを開き、2階の展示室で年3回開催する収蔵品展を通じ、宮本三郎の画業を様々な視点から紹介している。戦前戦後を通じて活躍した洋画家の表現に触れられる、住宅街の中の美術館だ。
宮本三郎記念美術館
所在地:東京都世田谷区奥沢5-38-13
電話番号:03-5483-3836
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替え期間
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
- ※最新の情報は、施設の公式情報をご確認ください。
- 記事更新 2023年9月